
野付半島トドワラの概要情報
トドワラは、北海道・野付半島に広がるトドマツの枯木群。「トドワラ」とは土砂が潮の流れによって鳥のくちばし型に変形した地形、砂嘴(さし)に、トドマツ林が自生し、海水面の上昇などによってトドマツが枯れ木に変化した状態のことを言います。トドワラは長い年月をかけて形成されたもので、荒涼とした大地はまるでSF映画のディストピア世界そのもの。野付半島では地盤沈下が続いており、トドワラの光景も数十年後には消滅する危機に瀕しています。トドワラを散策!北海道ならではの花々や動物たちも!
トドワラの荒野には散策用の木道も設置されていて、散策することもできます。木道までは野付半島の玄関口・野付半島ネイチャーセンターから遊歩道で片道1.3kmほど。木道まではトラクターバスも運行しています。
木道は全長300mほどで終着点には展望台があり、広々とした野付湾を見ることができます。ネイチャーセンターからトドウラを散策し戻ってくるまで徒歩で約3時間ほど見積もっておくとよいでしょう。
トドワラは一年中楽しむことができます。
トドワラに向かう遊歩道には春から秋にかけて、クロユリやハマナスが咲き誇ります。さらにエゾシカやキタキツネなど北海道ならではの動物たちが楽しめるのも魅力の1つです。
冬になるとあたり一面が氷結し、その氷の上をスノーシューで観光するネイチャーガイドツアー「トドワラ・氷平線ツアー」を楽しめます。特に氷に映る情景が南米ボリビアのウユニ塩湖のようと女性を中心に人気が高まっています。
野付半島トドワラの概要
名称 | トドワラ |
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所在地 | 〒086-1645 北海道野付郡別海町野付 |
野付半島トドワラの地図 | |
オフィシャルサイト | 野付半島ネイチャーセンター |
オフィシャルサイト | 別海町観光船公式webページ |
アクセス |
【車】 ・根室中標津空港から車で約50分。 ・釧路市内から車で2時間20分。 ・尾岱沼(おだいとう)港より船あり。 【列車】 付近に列車は走っていないため、JR根室本線の厚床駅や釧路駅からバスがある、標津バスセンター等からバスを乗り継ぎます。 【バス】 ・根室中標津空港より有磯営業所行きで「別海町交流館ぷらと前」下車、別海生活バス「尾岱沼線」に乗換え。終点「東公民館前」下車徒歩8分で「尾岱沼漁港」に到着、「別海町観光船」にさらに乗換え。 ・JR厚床駅前からは「町立別海病院前」または「別海高校前」下車、別海生活バス「尾岱沼線」に乗換え。以下は上記と同じ。 ・標津バスセンターより白鳥台行きバス(「野付分岐」または「尾岱沼」下車)もありますが、1日1往復のためおすすめしません。ただし、夏期に増便する場合は昼の増便分がトドワラ経由となり、その場合は便利です。 【船】 尾岱沼漁港より1日3往復の別海町観光船でトドワラまで所要約30分(冬期運休)。 大人往復3,200円(片道2,500円)小児および障がい者手帳をお持ちの方とその介護の方1名は半額。 |
野付半島トドワラのよくある質問
野付半島ネイチャーセンター駐車場のほか、ナラワラの前や灯台の手前にも駐車場があります。灯台の手前から先は一般車両乗り入れ禁止です。また、別海町観光船の尾岱沼港乗り場にも駐車場があります。
野付半島ネイチャーセンター内のほか、トドワラ広場、野付埼灯台のそばの3か所にあります。
事前予約制(電話:0153-82-1270)で、コースによって異なります。
野付半島ネイチャーセンター発のトドワラ往復コースが大人3,800円、小学生1,900円(1人/2人以上からの料金。1人のみの場合1.5倍。)。
尾岱沼からの観光船を利用した、野付半島ひとまわりツアーが大人10,000円(1人当たり/2人以上の場合の料金、1人のみの場合1.5倍。)などとなっています。
長時間歩くので、歩きやすい服装や靴がおすすめです。雨の日はレインコートがベスト。
年末年始の12月30日~1月5日以外無休。ただし、季節により開館時間が異なります。
4月~10月(9:00~17:00)、11月~3月(9:00~16:00)