納沙布岬の概要情報!日本で1番早く朝日がのぼる岬 norinori303 – stock.adobe.com

納沙布岬の概要情報

北海道根室市にある納沙布岬は一般の日本人が行ける日本最東端の場所となります。
また、北海道本土最東端ということもあり、冬の一時期を除き日本で最も日の出が拝められる場所としても知られています。そして、「北方館 望郷の家」や「北方領土資料館」、「四島の架け橋」といった北方四島の戦前の暮らしを展示する施設や四島返還を訴えるモニュメントがあります。

日本で最も早く日の出が拝められる!

納沙布岬は正月付近の一時期を除いて日本で最も日の出が早い場所です。
6月15日の日の出時刻はなんと午前3:35。ちなみにその時の日本最西端の与那国島の日の出時刻は6:00、日本最東端の南鳥島は3:55、与那国島の冬の最も遅い日の出時刻が7:33(1月13日)です(いずれも2021年)。
夏至や元日には一足早い日の出を見ようと多くの人が訪れます。

鈴木食堂の生さんま丼がおすすめ

日本最東端の食堂として知られる鈴木食堂では、ここ発祥の生さんま丼を味わうことができます。
おすすめは鉄砲汁とのセットです。生さんまだからこそ味わえる絶品をお試しください。

生さんま丼は、営業時間内でも売り切れ次第終了となります。なお、冬季休業なのでご注意ください。

北方領土の歯舞群島が目の前!

納沙布岬のもう1つの顔がロシア連邦が実効支配する北方四島(北方領土)に最も近い場所であるということ。
特に歯舞群島の貝殻島(ロシア名はシグナリヌイ島)は、納沙布岬から約3.7km先にあり、肉眼でもはっきり見ることができますよ。天気が良いと7km先の水晶島(ロシア名はタンフィーリエフ島)や歯舞群島最大の島である志発島(ロシア名はゼリョーヌイ島)の姿も見えます。

そして、納沙布岬付近にある根室市北方領土資料館と北方館・望郷の家では北方領土問題がいかにして起こったか、その歴史的経緯、さらに戦前の北方四島の暮らしについて学べます。
望遠鏡も設置されているので歯舞群島の姿をはっきり見たい方はこちらがおススメ。

納沙布岬の概要

名称 霧多布岬(湯沸岬)
所在地 〒087-0165 北海道根室市納沙布
納沙布岬の地図
オフィシャルサイト 根室市観光協会
関連URL 北方領土資料館のページ 北方館・望郷の家のページ
アクセス 【車】
・根室中標津空港から車で約2時間
・JR根室駅から車・タクシーで約30分

【電車】
・JR釧路駅からJR根室駅まで約2時間48分、根室駅からは路線バス

【バス】
JR根室駅から根室交通「納沙布線(歯舞経由)」で約51分、終点「納沙布岬」バス停下車

納沙布岬のよくある質問

9:00~16:30(3月から10月末は閉館が30分延長)5月1日~10月31日までは無休、それ以外は月曜日休館です。年末年始は休館。入場無料。

9:00~17:00。5月から10月は無休、11月から4月は水曜休館です。入場無料。

納沙布岬は夏の間は霧が多く、視界がよくないことが多いので、景色を眺めるならば9月~11月ごろがおすすめです。

9:00~15:00ですが、売り切れ次第閉店となります。不定休、冬季休業です。

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