ひがし北海道の絶景11選 一生に一度行きたい神秘の大自然

北海道の東側全体の地域を指す「ひがし北海道」。
帯広(十勝地方)、釧路、根室、網走、北見、紋別などの地域が含まれ、一般的には道東とも呼ばれています。
ひがし北海道の手つかずの美しい自然が魅せる、一度は行っておきたい神秘の絶景11選をご紹介します!
今回ご紹介する、ひがし北海道で神秘な絶景スポット11選の目次
- 多種多様な生物が棲む「釧路湿原」
- 世界三大夕日「幣舞橋」
- 温泉も湧き出る活火山「硫黄山」
- 摩周ブルーの透明度と雲海の絶景「摩周湖」
- オオハクチョウの住まう湖「屈斜路湖」
- 神秘の青さの「神の子池」
- 冬の海岸に輝く「ジュエリーアイス」
- 丘一面に広がる芝桜のカーペット「ひがしもこと芝桜公園」
- ドライブで行きたい北海道らしい絶景「メルヘンの丘」
- 全長28kmの一本道「天に続く道」
- 日本一早い日の出を見るなら「納沙布岬」
多種多様な生物が棲む「釧路湿原」

日本最大級の釧路湿原は、東京23区が丸ごと入ってしまうぐらいの大きさ。絶滅危惧種を含む約700種の植物と、約1300種の生き物が生息し、中でも天然記念物のタンチョウが有名です。
釧路湿原には5つの展望台と、6つの遊歩道があり、様々な湿原の風景と、動植物の観察ができます。
また釧路川でのカヌーやホーストレッキングなど、アクティビティも楽しめます。
世界三大夕日「幣舞橋」

釧路市街地にある幣舞橋は夕景の絶景名所。幣舞橋は明治33年に初代の橋が完成し現在の5代目まで長い歴史を持った釧路市のシンボルです。
欄干には春夏秋冬それぞれの季節を表現した4つの像「四季の像」があります。写真を撮影するなら眩い夕陽が橋を染める様子や街灯が幻想的に灯る夜がおすすめ。
幣舞橋と旭橋の間にある「久寿里橋」からは幣舞橋が真正面に見え、撮影スポットとしてぴったりです。
温泉も湧き出る活火山「硫黄山」

弟子屈町にある硫黄山はアイヌ語で「アトサヌプリ(裸の山」と呼ばれる活火山。現在でも噴煙が立ち上り、噴気孔付近では黄色の硫黄の塊が無数に点在しており、周辺には硫黄山の噴火によってできた川湯温泉があります。
硫黄山レストハウスでは、川湯温泉の源泉100%使用した温泉卵が名物。硫黄山に立ち寄ったら是非食べてみたいグルメです。
摩周ブルーの透明度と雲海の絶景「摩周湖」

摩周湖は日本屈指の大きさを誇るカルデラ湖(火山の噴火によって形成された湖)。
摩周湖は屈指の透明度を誇る湖で、雲の少ない快晴の日には湖面が美しい青に。
その様子は「摩周ブルー」と称されています。6月~9月までは雲海がよく発生し、神々しい光景が現れることも。
湖畔には摩周第一展望台、摩周第三展望台、裏摩周展望台の3つの展望台があります。
おすすめの展望スポットは摩周湖第三展望台。ここは車でアクセスすることができ、高確率で「摩周ブルー」や雲海を見ることができます。
オオハクチョウの住まう湖「屈斜路湖」

屈斜路湖は、日本最大のカルデラ湖。特にオオハクチョウがシベリアから越冬しにやって来る場所として有名です。
この付近は火山活動によって複数の温泉があり、オオハクチョウたちは屈斜路湖の温泉が湧き出る砂湯というエリアで過ごします。まるで人間のように温泉でまったりする様子はとても癒されます。
砂湯には、無料で利用できる足湯があるのでハクチョウたちと一緒に温泉を楽しむこともできますよ。
神秘の青さの「神の子池」

清里町にある神の子池は、摩周湖の地下水によってできたといわれています。
摩周湖がアイヌ語で「神の湖」を意味する「カムイトー」と呼ばれていたので、この池は「神の子池」と呼ばれるようになりました。
コバルトブルーの水面、木々をゆらす風の音と野鳥のさえずりが響く静かで神秘的な場所となっています。池には北海道のみに生息している魚「オショロコマ」もいます。
冬の海岸に輝く「ジュエリーアイス」

ジュエリーアイスとは、十勝川河口の大津海岸に打ちあがる氷の塊のことで、太陽の日を浴びできらめくことから「ジュエリーアイス」と呼ばれています。
波にもまれた氷は角が丸くなり、クリスタルのように見えます。ジュエリーアイスが見られるのは1月中旬~2月下旬頃。
特に早朝は朝焼けとジュエリーアイスをカメラに収めようと多くの人が集まります。穴場な時間帯は夕方。日が沈む情景は早朝とは異なる美しさです。
丘一面に広がる芝桜のカーペット「ひがしもこと芝桜公園」

網走郡大空町にある「ひがしもこと芝桜公園」は、丘一面に芝桜が広がる公園。
芝桜の見ごろを迎える5月~6月になると「芝桜まつり」が行われます。
芝桜の丘の中腹にはピンクの鳥居があり人気のフォトスポットに。
また丘を登りきったところには展望台があり芝桜の丘全域を眺めることができます。
芝桜の絶景を楽しんだら、地元の牛乳を使用した「芝桜ソフトクリーム」もおすすめ!春にぴったりのさわやかな味わいとなっています。
ドライブで行きたい北海道らしい絶景「メルヘンの丘」

網走郡大空町にあるメルヘンの丘は、北海道らしい畑が広がる丘。
秋は小麦が黄金色に輝き、北海道でよくみられる”干し草ロール”も転がっています。
無料の休憩スペースや駐車スペースもあるので、ドライブ中の休憩に立ち寄るのもおすすめです。
全長28kmの一本道「天に続く道」

知床の斜里町にある「天に続く道」は、全長約28.1kmにわたって続く一本道。
専用展望台である「名も無き展望台」から眺めた様子がまるで天に続いているように見えることからその名が付きました。
初夏の緑、紅葉、雪景色など季節によっても様々な景色を楽しめます。
日本一早い日の出を見るなら「納沙布岬」

根室市にある納沙布岬は、人が居住する地域では日本で一番早く朝日が昇る場所。
その日が昇る時間はなんと午前3時30分(6月)で、一番遅く朝日が昇る沖縄の与那国島とは2時間以上の差があります。
元旦には日本一早い初日の出を拝もうと多くの人が集まります。
晴れていれば肉眼で歯舞群島(北方領土)を見ることもできます。
周辺にはミンククジラやネズミイルカ、ラッコも泳いでいて、運が良ければ遭遇できるかもしれません。
コメントを残す
コメントは承認され次第、表示されます。